2018年7月23日GR8EST名古屋

 

あまりにも良い公演だった。

あまりにも関ジャニ∞が強くて儚くて世界一かっこいいアイドルだった。

 

 

 

GR8ESTツアー初日

札幌で見た彼らはとても強くいようとしていて、6人としての関ジャニ∞RE BORNをやり遂げる為の決意がヒシヒシと伝わってきた。

でも最後の挨拶で彼らから1番多く出た言葉は「不安だった」というものだったと思う。

 

 

すばるくんのいないステージ、

ヤスくんの身体が万全でなかったこと、

きっとわたしたちなんかが想像しきれない程の不安と葛藤があったんだろうなと思う。

 

…札幌のことは前のブログに書いたので割愛

 

 

 

 

 

それから1週間、名古屋公演が始まった。

 

札幌で見た彼らとは全然違っていて驚いた。

 

1週間しか経っていないけれどきっとその理由は時間ではなくて、

初めての6人、札幌公演で感じて得たものを全部吸収していて、間違いなく不安よりも自信と誇りみたいなものが溢れ出ている6人になっていた。

 

 

わたし自身も札幌公演はもちろん全てが初見、

何を誰がどのように歌って踊るのか、彼らがどんな顔をして何を話すのか、ファンの空気感や自分の気持ち、全てが未知で冷静に見られなかったこともあるとは思うけれど、

それでも彼らから溢れ出るものは確実に札幌公演とは違っていた。

 

 

一曲目を歌い終えてから錦戸くんが話す言葉や声色や表情も回を追うごとにどんどん前向きになっていくし、

それでも毎回すばるくんのファンのことにも触れて、突き放しも引き止めもしないでいてくれる。

本当にバランス感覚の良い人だなぁと思う。

 

 

札幌や名古屋2日目までは

「歌割りが変わったので自分が歌うことを忘れてしまう時もあるよな」と本人たちも言っていたように歌の途中で穴が空いたり、本調子ではないんだろうなぁと感じるところがあったりすることもあって、

それによってすばるくんの声を思い出してしまったりもしたんだけれど、

昨日の公演はほぼそれが無くて6人の関ジャニ∞がすごく強いカタチになったように見えていた。

 

 

 

 

 

「自分はいろんなことが後からショックになってしまって、キャパオーバーになってしまったことが正直あった」

とマルちゃんが最後の挨拶で話していて、

「好きすぎてなにも言えない」「お前の歌があったからベース頑張ろうと思えた」とすばるくんの隣で最後まで笑顔で居続けたマルちゃんがそんなことを思っていたのに、

わたしたちには一切出さずに

    目隠ししてても見えてるさかいにー!! / /

…とかやっててくれたんだと思うと心臓がぎゅーっとなってしまった。

そしてそんな目隠しギャグをするマルちゃんの顔がかっこよすぎて心臓がぎゅーっとなったりもした。

 

 

 

「札幌から名古屋まで4公演、ここがひとつの自分の課題だった。ここにいるメンバーやバンドの皆さん、そしてここにいるファンとここにいられなかったファンみんなに支えられてなんとか終えられそうなこと、ほんとうにありがとう。ステージに立たない方がいいのではないかとメンバーと何度も何度も話し合ったけれど、渋谷くんのこともあってやっぱり6人の姿をみんなに見て欲しくて立つことを決めたのでここまで来られて本当によかった。しばらくは治療に専念できるから…期待させすぎてしまって大阪で『踊れてないじゃん!』と思わせてしまってもダメだけど、でも8月23日大阪でステージに立ちますので!

僕の親の教えでは『オトコは泣いたらカッコ悪い』だったけど……

 

ってヤスくんが泣いていた。

 

ステージに立つヤスくんの姿が本調子ではないことは実際目にしたら明らかだったし、メンバーも要所要所で声をかけたり手を貸したりしている様子もあった。

それでもヤスくんは最初から最後までずっとずっとステージに立ち続けてくれていた。

 

7月初めに公開された動画を見たとき、

大倉くんがラジオで「少しでも無理だと思ったらステージから降ろす」と言っていたとき、

 

5人で歌う曲もあるのかもしれないな…とか、

椅子に座ったりヤスくんだけ演出が変わったりギターを弾いたりすることもしないのかもしれないな…と想像していたりもしたし、

もしかしたらあの動画を撮影、公開した時はここまでやれない前提だったのかもしれない。

 

それでも最後まで立ってくれたこと、

きっと本人が1番不安だけど絶対にやり遂げたかったであろうこと、

メンバーもサポートしながらみんなでやり切ってくれたこと、

安心して泣いてしまったけれど自分の親の教えに背いてしまったこと、

それを全部隠さず伝えてくれたこと、

 

札幌の彼らを見て、

もうきっと泣かずにこれ以降のステージは見られるだろうなと思っていたけれど、

札幌とは全く違う気持ちでいっぱいになってしまって泣いてしまった。

 

 

「ちっちゃいおっさんの姿はなくても僕たちここに立ってるでしょうが!!

関ジャニ∞かっこいいでしょう!!

現実は楽しいでしょうが!!

これからは僕たちが全て背負っていくのでみなさんは楽しむ準備だけしてくれたらいいから」

 

という村上さんの言葉が頼もしくて嬉しくて、

札幌で彼らを見た時に「錦戸くん全て背負ったなァ…」と何となく感じていたので、それを僕たちが背負うと言ってくれたことにとても安心した。

RE BORNした錦戸くん本当にめちゃくちゃかっこよくてヒリヒリしたけれど、近い未来にエンストしてしまわないか心配だったりもしたので、共に背負うとちゃんと言葉にしてくれた村上さんはやっぱり頼もしい先輩だな…と思ったり、

錦戸くんの噛み砕いたホタテを手でキャッチするだけでなく、ステージ床にこぼした牛乳も拭いてくれるなんて頼もしい先輩の域を越えとるやないか…と思ったりした。

 

 

 

 

そのあとに歌われた大阪ロマネスク、

みんな想い想いの表情で歌っていた。

 

泣く、泣かないということにあまり過剰に反応し過ぎたくないんだけれど

あの涙は実際に見たらグッときてしまうものだったんだよね…どうしても……

 

 

マルちゃんがあんなに涙堪えてくしゃくしゃな笑顔してるの初めて見たし、

ヤスくんの涙もクロニクルの即泣きくらいしか見てないなぁと思ったり、

大倉くんもヤスくんのこと本当に心配だったんだろうなぁと思うと、

 

みんなきっといろんなこと思って、各々違う感情で泣いていたのかもしれないし、

客席で泣いているファンも皆色んな気持ちがあったんだと思うけれど、

 

錦戸くんが「最後の関ジャムで僕は泣いてしまったけど、あれで本当に気持ちが整理できた。」と言っていたように、

あの時泣かなかった年下3人があの場でちゃんと泣けて良かったなと思った。

 

「恋をするなら御堂筋からはじまるのさ

雅なる……名古屋笑えーーーー!!!!!」

 

とロマネ歌いながら錦戸くんに叫ばれて、

みんなそこで泣いてしまったのもまたね

 

 

ヤスくんがアンコール最後の最後までステージに残ってわたしたちに言葉をかけてくれたこと、ヤスくんが戻ってくるまでステージ上で横山さんと大倉くんが待っていたこと、

あまりにも美しいアイドル像すぎて目眩を起こしそうだった。

 

 

 

本当に本当に良い公演だった。

 

 

 

 

次のツアー場所大阪まで1ヶ月あって、

きっとそこまでに彼らはもっと強くなるだろうし、わたしたちも感じ方や受け取り方が変わるだろうし、ヤスくんのカラダも少しは良い方向に向かうと信じたい。

 

 

でも札幌から名古屋3日間の1週間が彼らにとってまず乗り越えなくてはいけない壁だったのだろうけれど、想像をはるかに超える形で乗り越えるどころか壁をぶち壊して進んだと思うし、わたしたちも少なからずそこに力を添えられたように思える。

 

 

 

 

 

 

 

受け入れられるとか受け入れられないではなく、認めるしかない。

シンプルに自分が追いたい人を追えばいいだけ。

欠けてしまったピースを埋めるために僕たちが歌うわけではない。

すばるがいたから今の関ジャニ∞がある。

 

本当に本当に彼らの言葉が全てだと思う。

 

今はまだ受け入れられなかったとしても、一歩先で気持ちの整理がついている彼らから発せられる言葉の説得力以上のものはないと思う。

 

 

 

こんなにも関ジャニ∞の絆みたいなものを見せつけられた現場過去にあったかな…と思うような3時間だった。

 

 

7人の関ジャニ∞も6人の関ジャニ∞もほんっと世界一かっこいいグループだなって心底思う。

 

この人たちを追っかけてる自分まじセンスある。

 

6人の関ジャニ∞はまだこれからも続いていくわけで、わたしたちはそれをシンプルに楽しむ準備と、関ジャニ∞のアカウントができたらフォローする準備だけしておけばいいんだもんね。

 

 

ヤスくんのカラダが少しでも早く良くなりますように、

目隠ししてても見えてるさかいにマスクがグッズで販売されますように、

横山さんがアンコールで丸眼鏡をかけて出てくることを続けてくれますように、

ゾンビ化したマルちゃんと逃げ惑う大倉くんのせいで関ジャニ∞がホテル出禁になりませんように………

 

 

 

 

 

おわり