2016年1月17日のこと③

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CANDY MY LOVEは大倉くんによって創り上げられた最高のビッチキャラ「倉子」が何よりの楽しみでした。倉子と、倉子によってイジられる丸子が何より好きでした。

スタンバイするキャンジャニちゃんの中にもやはり倉子はおらず、その代わりにすば子のスカートがすこぶる短かった。もはや丈がなかった。出てた。
倉子がいない寂しさを埋めるためにスカートを短くしたのかもしれない、いやそうであってほしいと飲み込むことにしました。

先に書いたように、この日は席がすごく良かったのです。前から9列目。すば子のスカートから出てるものも双眼鏡なしで見れました。スタンバイする時にすば子のソレが目の前にある安子と錦子の気持ちになったら色々居た堪れない気持ちになりましたが、それも全て倉子のいない寂しさを埋めるための奇行なのだと飲み込むことにしました。横にいるすば担の友人も苦笑いして「キツイ」と言っていたので安心しました。

歌い終わり各々恐らくDVD収録の為なのかセリフにアレンジはなくベーシックな自己紹介が行われ、丸子が「みなさん今日はわたしの為に集まってくれてありがとう〜♡」と言っても「うるさいブス」と罵る倉子はいませんでした。

その代役を安子が担っていたのですが、かなり無理がある冷たさで「今まで我慢していたものが出ただけよ?みんな丸子のことブスって思わない?思わない?思うわよねぇぇ」とかなりのキャラ豹変っぷりだったと思います。
それもこれも倉子の為なのだと思ったら彼女の頑張りには拍手を送るしかなかったです。
辛かっただろうに、そんな事している暇があるなら歌舞いていたかっただろうに…

いつも罵ってくれる倉子がいるからブスキャラでいられる丸子がズタボロで周りから「やっぱりあんたは倉子がいなきゃダメね」と言われて「倉子がいないとすっごく怖い」と言っているのには泣きそうになりました。
多分これは後に倉子が退院して「丸子が寂しがってたわよ」と横子あたりから本人に告げられて「ブスに心配されるなんて私も落ちたわね」って言われるところまでがセットだと思います。

各々の好きな人を紹介していく下り、丸子が変なテンションになってしまったお陰でお隆様をバカにされたら変顔して「ガビーーン」という流れを作ってしまったので、その後の安子も続く羽目になってしまい、さらに錦子も続けなくてはいけない流れになってしまいました。
ラブスーパーマンの映像が流れる辺りから、もうガビーーンを言わなくてはいけないオチが待っている恐怖と戦う錦子。タンバリンを抱きしめ静かにその時を待つ錦子。
「ガビーーン」
予定どおりに言われるガビーーン。辛かったであろう、怖かったであろう、でもそれもこれも倉子がいなかったことによる丸子のメンタルが引き起こした流れだと思って会場全体でそれを受け止めた空気だったと思います。
錦子ちゃんお疲れ様やで。

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